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回想法に関する講師の著書を紹介します

回想法に関する著書

アクティビティな回想法のノウハウを収録
グループ回想法を学ぶ実践マニュアル).png

■AgeExchange(ロンドンの回想法センター)の元理事
  で回想法の指導者歴30年超のバーニー・アリゴが蓄積
したノウハウのすべてを記した原案を、共著者が編集、
さらに日本の実情に合わせて加筆。日本の読者のため
に、待望の教科書、“回想ワーカー”必携の手引きが誕生
しました。
実例1~9とアイデアのメニュー101種を掲載

【主要目次】

Ⅰ.回想アクティビティ入門

第1章 アクティビティとしての回想法
1.回想とは「詳しく思い出す」こと 
2.追憶や回顧との違い 
3.回想の価値 
4.回想アクティビティ 
5.精神療法的アプローチとの違い 
6.回想アクティビティの参加者 
7.回想アクティビティから得られるもの 
8.創造性の発揮へ 
9.オーラル・ ヒストリー

第2章 回想プロジェクト アクティビティの計画、実施、評価
1.企画立案 
2.プロジェクトの概要 
3.回想グループへの招待 
4.アクティビティの実施計画 実例【1】~【7】 
5.単発で行なうセッション 
6.計画に縛られない柔軟な対応 
7.一連のセッションを終えた後で 
8.評価

第3章 回想ワーカーの役割と心得
1.パーソン・センタード・ケア 
2.よいコミュニケーション 
3.心からの興味 
4.選択の尊重 
5.忠実性と秘密保持 
6.信頼関係の確立 
7.辛い感情を伴う思い出に対して 
8.決めつけない 
9.暖かさとユーモア 
10.回想を促すはたらきかけ 
11.テーマの選択と絞り込み 
12.想像力と創造力 
13.コ・ワーカー 
14.ミーティング 
15.記録の工夫 .実例【8】・・・・

第4章 アクティビティの展開 セッションの開始から終了まで 
1.回想グループに「理想の姿」はありません
2.第1回のセッション
3.第2回以降のセッション
4.話し合い
5.回想の引き出し方
6.思い出を分かち合うために
7.メインテーマの決定
8.テーマの展開を促す方法
9.セッションの終わり方 

第5章 回想トリガー
1.音
2.匂い、香り、味
3.オブジェ
4.映像(写真、動画)
5.言葉
6.本と読書
7.新聞
8.外へ出かけましょう
9.回想コレクション

 第6章 認知症ケアに活かす
1.認知症を患うとはどういうことか
2.認知症を患う人々の回想
3.認知症ケアにおける回想の意義
4.トラウマとなっている思い出への対応
5.非言語的コミュニケーションの重要性
6.穏やかな感覚刺激
7.無理は禁物  実例【9】
8.記憶の不思議
9.評価ツール
10.認知症を患う人と行なうアクティビティ
11.パフォーマンスのアクティビティ

Ⅱ.アイデアとヒント 回想アクティビティのメニュー101種 

付.INDEX アクティビティの分類と特徴別メニュー一覧

 





 

■どこでも、だれでもできる回想法の普及をめざして──

 「専門家による認知症を対象にした“療法”の解説ではなく、   

  もっと広くさまざまな人が楽しく有意義に実践するための 

  マニュアル本が求められていると考えました」(著者)

■地域で行なうアクティビティ(レクリエーション)としての

  回想法の多彩なあり方を紹介。

■セッションのすすめ方や展開方法を、著者の経験を織り交ぜ

  て平易に解説。

【主要目次】

はじめに

第1章 回想法とは
1. 回想法の起源
2. 回想法の発展 地域活動の拠点としての回想法センター

  イギリスの回想法センター
3. 回想法の種類 グループでの回想法
4. 回想法の意義と効果 サクセスフル・エイジング 

  介護予防から地域づくりへ プロダクティブ・エイジング

第2章 グループ回想法の実際
1. 計画と準備
 目的/事前の計画
  キャッチフレーズとネーミング(参加者の募集)

  対象者の選定と参加人数
  時間と回数  会場
 参加者の情報収集/ルール(参加者との約束事)

  テーマの選定/材料・道具の用意
  回想道具箱  提示のタイミング
2. セッションのすすめ方と手順/実施前
  打ち合わせ  座席の用意
 受付/実施中 初回 最終回/実施後(反省会) 
3. 観察と記録
4. 評価/評価の方法
 データを残す意味/健常高齢者の場合/認知症高齢者の場合
 方法の評価/効果評価の概要
  a認知機能検査 HDS-R MMSE
  b行動観察評価尺度 I-ADL N-ADL NMスケール 

  老研式活動能力指標 NOSGER
  cQOL評価 SF-36 VAS
  dその他 GDS15 Zarit

第3章 展開の方法 17のポイント
1. 回想を促す/こんなとき,どうする
  年齢が10歳も離れると話題が合わない 

  参加者の話題がテーマからそれる
  2~3名のグループがおのおの話をして収拾がつかなくなる
  いつも限られた人が話をする  否定的な発言をする人が

  いる  昔を思い出したくない人もいる
  ¶たとえば ふるさとの思い出 自分の名前の由来

  小学校の思い出
  遊びの思い出 青春時代,就職 季節の思い出
2. 懐かしい道具を使う
  ¶たとえば 回想法ボックス 参加者の持参品 青春時代の

  思い出(ラブレター) その他
3. 触覚,味覚,嗅覚の刺激
  ¶たとえば 学校で使われた道具 家事・生活用具 

  仕事道具 食べ物
4. 写真を使う
  ¶たとえば 個人・家族のアルバム テーマにそった写真

 (昔の風景,結婚式,学校生活…)
5. 音楽や音を使う
  ¶たとえば 遊び唄歌(お手玉,縄跳び,まりつき…)

  小学唱歌,童謡
  地元の歌,軍歌,流行歌 テーマにそった懐かしい音
6. 動作を行なう
  ¶たとえば 料理 子どもの頃の遊び 手づくりおもちゃ

  カード・札遊び 仕事の思い出 庭いじり
7. 絵を描く
   ¶たとえば
8. 展示物を製作する ¶たとえば
9. 寸劇を演じる
  ¶たとえば 演劇/青年団の思い出 寸劇/思い出のシーン
10. お出かけ回想法
  ¶たとえば お花見(外食を楽しむ) 博物館活動との連携
11. 案内する
  ¶たとえば 観光地/日本大正村の案内

  (ボランティア活動例)
12. 記念作品
  ¶たとえば 思い出アルバム 自分史アルバム(執筆作業)
13. 昔と今を関連させる
14. 暗記したものを披露する
15. 「思い出リスト」の作成
16. 地図を使う
17. 年表を使う
《お出かけ回想法マニュアル》
 お出かけ回想法の事前準備 お出かけ回想法の手順 

 付き添い者の役割 その他の配慮点

第4章 リーダーとコ・リーダー
1. リーダー,コ・リーダーの必要性と役割/リーダーの役割
 会の進行 終了後のフォロー/コ・リーダーの役割/教育と  

 自己研鑽
2. リーダー,コ・リーダーの技法/よい聞き手になる(傾聴) 

  視線を合わせる 身体言語に気を配る
  声の調子,話し方 言葉かけ
  自己開示(自分のことを語る)/質問のしかた

  開かれた質問(オープン・クエッション)
  閉ざされた質問(クローズド・クエッション)/励ましと言  

  いかえ 

  励まし言いかえ(要約)/感情・情動に応える(共感)  

  苦しい思い出
  感情活動(情動)を引き出す/相互交流を促す話をつなぐ 

  リーダー役割の委譲 座席の位置

第5章 実践事例集
1. 青年団の思い出から「愛染かつら」上演へ/セッションの概

  要/セッションの実際
  修了生の感想/ハイライト(5回目のグループ記録)/「愛  

  染かつら」の脚本
2. お手伝いの思い出をもとに寸劇を創作/セッションの概要/

  セッションの実際
  修了生の感想/「お手伝いの思い出」2回目のグループ記録  

  抜粋/脚本『母の背中』
3. 懐かしい音の回想から音地図作成/セッションの概要/セッ 

  ションの実際(逐語録抜粋)

 

   

 

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